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こんにちは。ねむかつです。
今回は、「恋愛ではオープンとクローズドな質問を混ぜてみよう【第三の質問法】」と題して、恋愛において有効な質問の仕方を紹介します。
この記事を読むと、次のような悩みの解消の手助けになります。

・初対面の人とどうやって会話を盛り上げればいい?
・相手が引っ込み思案の人の時は?
・好きな人の前だとうまく喋れない、、、
有名なコミュニケーションの方法なので、すでに知っている方も多いと思います。
なので、今回の記事では「第三の質問」を紹介します。
オープンやクローズドでない質問の仕方を身につければ、きっと会話には困らなくなります。
私自身も、この第三の質問を使うことで会話を盛り上げ、相手の心を開くことができています。
それでは、さっそくまりましょう。
恋愛ではオープンとクローズドな質問を混ぜてみよう【第三の質問法】
まずは、オープンな質問とクローズドな質問とは何かを簡単に解説します。
心理学の世界では、この二つは「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」と呼ばれています。
なので、この記事内でも「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」という単語を使います。
オープンクエスチョンとは?
まず、オープンクエスチョンですが、その名の通り「オープンな質問」です。
「そんなの当たり前じゃないか」って感じですよね笑
ここでのオープンクエスチョンの定義はこうです。
相手が自分の心を開いて、詳しく答えられるような質問
つまり、「はい」と「いいえ」だけで回答が完結しない質問です。
そしてこれは私個人の意見ですが、「相手が答えにくい質問」は心が開けないので「オープンクエスチョン」とは呼べないと考えます。
例として、オープンクエスチョンには次のような質問があります。
【オープンクエスチョン例】
・今日は何食べた?
・好きな映画は何?
・趣味は何?
・学生時代に一番頑張ったことは?
まるで「面接」みたいですね笑
というのも、面接ではこのオープンクエスチョンを使って、学生の心を開こうとすることを第一にしています。
面接開始直後の、雑談部分でもオープンクエスチョンをすることによって、その後の受け答えがしやすくなるのを会社の人事は狙っています。
ちなみにですが、相手の心を開くためには、まず自分の心を開くというのも有効な方法です。心理学では「自己開示」と呼ばれています。

会話を進めていく上では有効なのですが、もしあなたが学生の立場、もしくはオープンクエスチョンを受ける立場になったとしたら、オープンクエスチョンってうっとうしくなりませんか??
そこで、必要になってくるのが「クローズドクエスチョン」です。
クローズドクエスチョンとは?
クローズドクエスチョンとは、オープンクエスチョンの逆です。
直訳すると「閉ざされた質問」となんだかかっこよくなりますが、定義は単純に次のような質問方法です。
基本的に「はい」か「いいえ」で答えられる質問
だいぶシンプルですね。
質問された側も「はい」か「いいえ」で答えるだけなので、プレッシャーもほとんど感じません。
面接ではクローズドクエスチョンは、あまり使われませんが、日常会話ではよく使われる質問方法だと思います。
例えば、次のような質問の仕方ですね。
【クローズドクエスチョン例】
・今日は朝ごはん食べた?
・趣味はある?
・学生時代に頑張ってことはありますか?
どの質問も「はい」か「いいえ」で答えられます。
実際の会話や面接では、もちろん「はい」と答えた後に、補足で「卵焼きを食べました」とか答えるわけですが、そこまで答えるかは回答者次第というわけです。
クローズドクエスチョンは、聞きやすく答えやすい点では優れていますが、「はい」「いいえ」だけで会話が終わるので、しらける場合があります。
そうならないように、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを混ぜるのがベストとなりますね。
オープンでもクローズドでもない質問
では、ここからは、私がよく使う「オープン」でも「クローズド」でもない質問方法を紹介します。
私も原則としては、会話で「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」を織り交ぜるだけなのですが、
ピンポイントで使うと効果的なのが、「コンファームクエスチョン」です。
この「コンファームクエスチョン」は心理学用語でも、ビジネス用語でも、どこかの偉い人が名付けたものでもありません。
私が勝手につけた名前です笑
コンファームクエスチョンとは?
コンファームとは「確認する」と翻訳されるので、「コンファームクエスチョン」は「確認質問法」とでも訳しましょうか。
定義としては、「確認するっぽく質問する」。これだけです。
具体的な質問方法は次のようなものがあります。
【コンファームクエスチョン例】
・読書が趣味なんだっけ?
・映画よく観に行くんだっけ?
・学生時代は色々と活動をしていたんでしたっけ?
ご覧の通り、「確認する」形の質問方法になっています。
よく見ると、「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」が混じったような質問の仕方になっています。
正式には「クローズドクエスチョン」なのですが、「はい」と「いいえ」だけで会話が終わらないようにさせることが可能です。
例えば、「読書が趣味なんだっけ?」と確認するニュアンスを伝えることで、「はい、ミステリー系を読みます」と答えてくれたり、「いえ、映画の方が好きですかね」と答えてくれやすくなります。
もちろん、普通の「クローズドクエスチョン」でも補足を加えてくれると思いますが、コンファームクエスチョンだと自分の持っている情報を訂正してくれる、という点で相手が返しやすくなります。
コンファームクエスチョンを使うには
すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、原則としてコンファームクエスチョンは、「相手の情報」を持っていることが前提となっています。
事前に趣味が分かっていたり、どんな性格なのかが分かっていることが前提となります。
なので、すでに何回か話したことがあったり、面接で学生の履歴書がある場合はコンファームクエスチョンは有効です。
すでに知っている情報、や相手から聞いた情報を繰り返すことにより、「私はあなたに興味がありますよ」とアピールにもつなります。
一方で、初対面など相手の情報が全くないと使いにくい一面もあります。
難しさもあると思いますが、次のようなコツを意識すれば初対面でも十分使えます。
【初対面でコンファームクエスチョンを使うには】
・出会った経緯を詳しく掘り下げる
・すでに出た話題を掘り起こす
・冗談で使う
簡単に説明します。
「出会った経緯を掘り下げる」というのは、その人と会ったきっかけを話すという方法です。
例えば、「紹介してくれた人とどういう関係か聞く」とかアプリ経由なら「アプリに書かれてあった情報を深堀する」というような感じです。
「すでに出た話題を掘り起こす」というのは、その日の会話の中で出た情報を確認するという方法です。
例えば、その日にある程度趣味の会話をしていたら、「さっき映画好きって言ってたじゃん?じゃあこれ見たことはある?」などという使い方です。
「冗談で使う」というのは、その名の通り、相手をいじるために冗談で使うという方法です。
例えば、「ボルダリングが趣味なんですよね?」と全く聞いたことのない情報を振って、「いや、そんなこと言ってないよ」とツッコみを待つパターンです。
相手との関係性にもよりますが、ノリがいい人なら結構効果的に使えます。
ただし、冗談と思われないと「この人話を聞いていなかったのかな」と思われますので、明らかに冗談だと思わせることが重要です。
まとめると、コンファームクエスチョンのメリットとデメリットは以下のようになります。
デメリットもありますが、使いこなせるようになればメリットの方が大きいです。
なので、ぜひ積極的に使ってみてください。
恋愛ではオープンとクローズドな質問を混ぜてみよう【まとめ】
今回の記事では、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンのまとめを紹介し、それから第三の質問方法として「コンファームクエスチョン」を紹介しました。
この三つの質問をマスターすれば、基本的に会話に困らなくなります。
心理学の本では、たまに「心を開くためにはオープンクエスチョンが絶対です」的な内容も書かれてあります。
間違いではないですが、ちゃんと会話を盛り上げるためには「クローズド」を混ぜることも重要です。
相手に話させすぎて、こちらは質問をしまくる、という場だと相手も疲れちゃいますからね。
私も以前は「オープン」な質問をするのが大事だ、と思って質問をしまくっていましたが、大抵質問しまくった相手とはうまくいきませんでした笑
何事もやり過ぎはよくないですね、、、
最後に、「相手が質問してくれないけど、どうしたらいい?」という質問も受けるので、それにお答えしたいと思います。
もし、相手が全然質問をしてくれない人ならば、「基本的に付き合わない方がいい」と考えています。
なぜなら、恋人関係になったとして、あなたが疲れてしまう可能性が高いからです。
疲れないとしても、質問されないことで「あれ、私に興味がないのかな」と思ってしまうこともあります。
なので、基本的には付き合わなくてもいいと思います。
ただし、例外として、「相手が極度の人見知りなら別」と覚えておいてください。
人によっては、人見知り過ぎて全然話せないこともあるので、そう感じたら後数回はあってから判断がいいでしょう。
【恋愛での質問方法まとめ】
・オープンとクローズドの他にも「コンファーム」が有効
・どれか一つの質問方法にかたよらないようにする
・コンファームを使うには事前情報があるとベスト
・相手が質問をしてくれない場合は「人見知りかどうか」で判断
読んでいただきまして、ありがとうございました。
ねむかつ
引き続き、よろしくお願いします!
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